&ロメダの言いたい事

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大学一年生の気ままブログです。好きなことについて喋ります。特に映画・ゲーム・スポーツについての発信をします。

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映画【15】『カッコーの巣の上で』10年後にもう一度観たい作品!

今回は、私が1962年に発表されたベストセラー小説の映画版:『カッコーの巣の上で』について紹介します。

カッコーの巣の上で』(原題:One Flew Over the Cuckoo's Nest)

〈基本情報〉

・ジャンル:ドラマ、コメディ
・公開年:1976年
・時間:133分
    ルイーズ・フレッチャ

あらすじ

刑務所での強制労働から逃れるために精神異常者を演じている主人公、マクマーフィは精神病院のあり方に疑問を持つ。婦長に対しての反抗運動により、無気力だった患者たちにも活力が湧いてきた。病院の管理体制に反発していくが...
 

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オススメする理由

1.人間の尊厳について考えられる

人権や平等とはなにかについて考えさせられます。
タイトル意味に込められたメッセージとは?

2.やりきれないラスト

バットエンドでもありハッピーエンドでもある作品。
なんとも言えない感情が押し寄せてきます。

3.重い作品だがコメディ要素で心が温まる

テーマが重く雰囲気の暗めの作品だが、その分、ジャック・ニコルソンによるコメディ要素が心から楽しめます。

4.ジャック・ニコルソンとルイーズ・フレッチャーの演技力

ジャック・ニコルソンの怒り・絶望・笑いなど全てが自然で違和感がありません。ルイーズ・フレッチャーの演技は、婦長としての人物像や考え方など、語ること無く観ている側に想像させます。

これを知ってから観ると楽しめるかも!?

1.映画化までに10数年かかった

映画化するというやり取りの途中、小説がチェコの関税に引っかかり製作企画が止まってしまった。

2.アカデミー賞主要5部門を受賞

主要5部門とは、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞、の5部門。41年ぶりに主要5部門受賞を達成した。

3.小説では主人公が違う!?

主人公が違うことで、原作者であるケン・キージーは映画版の作品を観ていない。

まとめ

カッコーの巣の上で』はかなり難しい作品だと思います。アメリカン・ニューシネマだという見方もありますね。
いろいろなことを感じ取れる作品です。
ぜひ観てみてくださいな。