感想『ルームメイト』終盤をもっとスマートにまとめて欲しかった😋ネタバレあり
はじめに
『ルームメイト』名前は聞いたことあるなーくらいで、パッケージが印象的だったので視聴しました。
感想
ありそうで怖いという現実的なシチュエーションだったにもかかわらず、終盤にかけて突っ込みどころがあったのが残念でした。前半のここから何が起こるのだろうか、ヘディって少しおかしいな、という緊張感、これが良かった。しかし、終盤にはヘディは、精神異常の殺人鬼となっていた。決着が引っ張られ、少しグダった印象でした。ラストも、「私は許す」のようにキリスト教的な考えで、僕的にはスッキリしませんでした。
こうして欲しかった点
①仕事のシーンが短く
もっとアリーとヘディの心理的な掛け合いの時間を増やして欲しかった。ヘディが電話でレイプしようとした人を脅すシーンから物語が展開していくが、恋人を有効活用すればよかったと感じた。
②殺人とかではなく、アリーを精神的に追い詰める
より現実性を意識して、殺人は無いほうが良かったと思いました。中盤の髪の毛を同じにしたときのような、奇妙な感じと緊張感を最後まで維持してほしかった。
③乗っ取られてバットエンド
精神異常なのでそこまで出来ないとは思うが、ヘディが冷静に行動して、アリーを殺し、なりすまして終わる、という流れならキレイに、スマートに作品が終わっていたと思う。
まとめ
『ルームメイト』ありそうで怖いという原作のアイデアが素晴らしいと感じましたが、後半の展開が僕にはあまり刺さりませんでした。刺さる人にはとても楽しめる作品だったと思います。ブリジット・フォンダがめちゃくちゃ可愛かったですね。